カナダグース・ダウンのクリーニング事例
カナダグース・メンズダウンジャケットのクリーニング事例です。
「カナダグース」は、カナダ・トロント生まれのファッションブランドです。
落ち着きのあるデザインで合わせやすく、きれいめなスタイリングとも相性良好です。
寒い季節にしっかりと防寒しながらも、ファッション性の高いコーデを楽しめます。
今回は東京都中野区 Sさまの『カナダグース ダウンジャケット』のクリーニング事例をご紹介します。
特に汚れが目立つのが、袖口です。
黒ずみ汚れや皮脂汚れなど付着しやすく、袖口リブは毛玉が付いています。
クリーニング・シミ抜きによって汚れを除去し、毛玉もキレイになりました。
カナダグースのファーは『コヨーテ』の毛皮が使用されています。
こちらは一旦取り外して、毛皮専用のクリーニングを行い、汚れ・臭いを除去します。
毛皮専用の洗浄によって、コヨーテ毛皮は『ふっくら』『ふわふわ』となりました。
良かったサービス・仕上がり
【クリーニング前のお客様ご要望】
袖の部分の汚れ
【当店より】
▶袖口の汚れを重点的に洗浄・シミ抜きしました。
本体は丸洗い洗浄、コヨーテの毛皮ファーは専用クリーニングを行い、全体がサッパリ・スッキリとしました。
また、別途ご用命いただきました、オプション加工『抗ウイルス加工』によって、抗ウイルス・抗菌加工を行うことで、繊維に付着した菌やウイルスを減少させ、増殖を抑制することにより感染症を予防し、クリーニング後も抗ウイルス・抗菌効果が持続します。
この度はご利用ありがとうございました。
カナダグースの動物毛皮は停止へ
2021年6月、高級ダウンジャケットなどを製造・販売している、カナダの老舗ブランド「カナダグース」が、2021年末までに毛皮の仕入れを終了し、2022年末までには毛皮の使用を停止することを発表しました。
カナダグースのダウンジャケットには「コヨーテの毛皮」が使われており、このリアルファーが動物愛護の観点から問題になっていました。
今回の発表では、「コヨーテの毛皮」の使用を停止することが決定されたのです。
「カナダグース」が毛皮の使用を終了へ。人気ブランドで加速するファーフリーの動き:ハフポスト
今後のファーについて
近年では、ファッションのために犠牲になる毛皮用の動物たちの劣悪な飼育環境や、毛皮の残虐的な生産過程が問題となり、毛皮の生産を停止したり、身に付けたりしない、ファーフリーへと移行つつあります。
世界的に有名なラグジュアリーブランドの「グッチ、プラダ、ミュウミュウ、ラルフローレン、マイケル・コース、コーチ」なども、既にリアルファーの使用を停止しています。
「リアルファー」から「エコファー」「フェイクファー」へ
近年では「エコファー」の技術が進化を遂げ、より「リアルファー」「フェイクファー」として、本物に近いものとなっています。
エコファーは主にアクリルやポリエステルなどの繊維を使って作られますが、メーカーの優れた技術で作られたエコファー製品は、より本物に近い感触で、リアルな毛並みが再現されています。
カナダグースの新作は毛皮廃止へ
2022年冬の新作モデルを確認しますと、毛皮の使用モデルは見られません。
毛皮の使用を廃止したモデルへと変わっているようです。